2022/02/24 12:22

「危険、重労働、労力と時間を必要とするもの」をロボティクス技術に置き換える、イームズロボティクス株式会社様。
イームズ様は、過疎化、高齢化の進む地方において、人口減と経験者不足などの課題解決の為のロボット提供を目指されています。

これまで、福島大学と協業し、2020年度福島県ロボット関連産業基盤強化事業において、「高精度位置情報システムの検証と無人自立ユニットの制作」を進めてきました。今回、特に無人化が必要とされたビニールハウス内や果樹下などにおける、悪条件下での自動走行ロボットを「高精度測位サービス」と「サービス一体型GNSS受信機」を利用して開発しました。
今回のロボットは、「高精度測位サービスの進化」と、「CuGoのように簡易的に取付可能なクローラキット」により実現しています。

「高精度測位サービスの進化」のポイントは、
・高密度に配備された独自基準点によりセンチメートル級の測位が可能になった
・準天頂衛星みちびきを利用してダイレクトに電波をキャッチできるようになった
という2点です。

ハウス内は、365日作業があり安定的に生産が可能なので、農家の収益化のためにはハウス内での作業効率の向上が欠かせません。
今後は、そうしたハウス内でどのような作業をロボットにさせるか、そのためにはどんな開発をするのかの検討を行っていく段階です。

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